2018年06月20日

FP1級通信添削.19:介護保険の居宅介護住宅改修費に関する問題

毎週恒例の、FP1級学科試験の通信添削です。
FP1級試験の点数アップにつながる問題を、毎週出題しています。

翌週に、皆様から頂いた解答をご紹介しながら、正解と解説をお届けします。
FPに関する、皆様からの質問にもお答えしながら進めています。
ラジオの読者投稿コーナーのような感じで、楽しみながら勉強しましょう!
CFP試験にも対応していますので、CFPを目指す方もご活用くださいね。


先週までは、7/29(日)に開催する「FP1級新制度&制度改正事項 徹底対策勉強会」から一部抜粋して出題しました。

今週からしばらくは、前回5月に行われたFP技能士3級と2級の試験問題から、1級受験者向けにアレンジして出題していきます。
この3級2級の試験で「むむっ!この観点で出題したか!」と思った問題がいくつかありましたので、1級受験の皆様にもぜひ知っておいてほしいと思っています。

 
それでは、本日のお題となる問題は、こちらです。


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 2018年5月実施 FP3級学科 問2を改題
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公的介護保険において、要介護認定を受けた被保険者に支給される「居宅介護住宅改修費」について、その概要や受給要件を簡単に説明してください。


【皆様からの質問、FP体験談、雑談など一言メッセージ(任意回答・何でもOK!)】



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(問題ここまで)━━━

FP3級では、「居宅介護住宅改修費」は今回初めて出題されました。
2級では、過去に何度も出題されています。
ところが1級学科では、過去数年、出題はされていません。

2級と3級で出題されていることを、1級を受験される皆様が、知らないとは言えませんよね(笑)

すでに知っていた方はもちろん、知らなかった方はこの機会に調べて勉強していただき、回答をお送りくださいね。

来週に私からお送りする解答には、細かい観点で正しい点、誤りの点など補足アドバイスも付け加えてお伝えします。
1級の学習をサポートしてもらえる機会は、たいへん貴重ですよ!
ご自身のためにも、そして他の受検者にも役立つ取り組みにしていきますので、皆様からの回答をお待ちしています!


【解答方法】
■メールマガジンをお読みの方:
このメールに返信のうえ、上記の問題文中に解答を記入して送信して下さい。
メールの返信ボタンを押すと、メールの宛先が publisher.mag2.com のドメインになっている場合があります。
それでも、私のところにメールが届きますのでご安心ください。

■ブログ、facebook、ツイッターなどでこの問題をご覧の方:
お手数ですが、当勉強会の公式サイトのお問い合わせページから、メールで解答をお送りください。
メール本文に、上記問題文と合わせて解答をご記入の上、ご送信ください。
お問い合わせページはこちら:https://money-study.net/contact.htm


皆様からの解答は、次の日曜日の23:59まで受付します。
解答解説は、次の火曜日に配信予定です。
メールでいただいた皆様からの解答には、直接のお返事は差し上げませんが、
次回以降のメールマガジンにて解答、お返事を差し上げてます。


それでは、皆様からの積極的な解答を、お待ちしています!
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■7/22(日) 難関FP1級学科を乗り越えるための合格ガイダンス会
■7/29(日) FP1級新制度&制度改正事項 徹底対策勉強会
・8月(予定) FP技能士1級学科 総合力強化勉強会

<姉妹サイト:FPスキル実践活用勉強会のご案内>
試験勉強で得た知識を発揮し、FPの実務力を高める内容を扱っています。
FPの方、FPを目指す方が集まる懇親会もあります。
■6/23(土) FP相談:価値観が違う夫婦の不安を解決するライフプランニング編
■6/23(土) FPなら知っておくべきお金の新制度&制度改正 勉強会
■7/26(木) ライフプランソフトを活用し、FP相談の質と満足度を高めよう

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/1fp/session/
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2018年05月15日

FP1級通信添削.13の解答解説:国民健康保険制度の広域化に関する問題

前回の、FP1級通信添削の解答・解説をお届けします。

今回から、当勉強会で開催予定の「FP1級新制度&制度改正事項 徹底対策勉強会」で使用する問題から、一部抜粋して出題します。
皆様から頂いた解答をもとに、私からも解説をお伝えしますね。


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  FP1級新制度&制度改正事項 徹底対策勉強会より、さらに改題
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2018年4月より、国民健康保険制度の財政運営の責任主体が、市町村から都道府県に変更され、「広域化」とも呼ばれる制度変更が実施された。
改正後の下記の記述が正しい場合は、〇を記入のうえ、FPの立場から一言程度の補足説明を加えてなさい。
記述が誤っている場合は、誤りの箇所を正しい記述に訂正しなさい。


「都道府県が保険者となることにより、国民健康保険の被保険者が支払う保険料は、各都道府県によって定められる標準保険料率が適用されて計算される。」


■お送りいただいた解答

誤り。保険料率は従来通り、市区町村によって異なるものであり、市区町村の標準保険料率を都道府県が決定する。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ここまで━━━

回答ありがとうございます。
この記述は「誤り」であっています。

広域化の施行により、国民健康保険の保険者は、市区町村から都道府県へと変更になりました。
でも被保険者に適用される保険料率は、これまで通り、市区町村によって決めることになっており、この点に変更はありません。
解説に記入いただいたとおり、この保険料率は市区町村によって異なります。

ただし、都道府県が「標準保険料率」を定めることになりました。
これは、各市区町村の保険料収入などの事情を考慮しつつも、統一的な方法によって試算した保険料率なのです。
各市区町村はこの標準保険料率を参考にしつつ、最終的な保険料率を決定する、というプロセスとなります。

標準保険料率はいわば参考情報であり、適用の強制力を持ちません。
でも、標準保険料率より高い料率を設定している市区町村を見ると、保険料率を高くせざるを得ない財源上の理由があるのかなー、と思ってしまいますね(笑)

さて、次の方の解答をご紹介します。




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■お送りいただいた解答


広域化により、今後は同一の都道府県内の転居であれば、高額療養費の上限額の
支払いも前住所から引き継ぐことができるので、経済的な負担も軽減されます。
また、保険料支払いの窓口は、従来通り現住所のある市町村です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ここまで━━━

回答ありがとうございました。
前の解答でご説明しました通り、この問題は「誤り」の記述となります。
詳細は、前の解答をご参照くださいね。

ご記入いただいた補足事項も、FP1級受験者が知っておくべき、大切な変更点ですよね。

もう少し正確に補足すると、高額療養費の多数回該当の回数引き継ぎ方式が変更になりました。
高額療養費の月数をカウントは、これまでは市区町村単位で行いましたが、改正後は都道府県単位で行うことになりました。
これにより、同一都道府県内の転居であれば、高額療養費の多数回該当の回数が引き継がれるので、0回にリセットされることもなくなります。
保険料支払い窓口のご説明も、あっていますね。これも覚えておきましょう。




最後に、今回いただいた一言コメントをご紹介します。

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この制度改正は9月の試験に出る可能性が高いと思いながら調べました。
学科だけでなく、協会実技でも出るような気がします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ここまで━━━

4月に改正されたことですから、次の試験で出てもおかしくはありませんね。
出題されても、バッチリこたえられるよう、今のうちから調べて学んでおきましょう。
すでに各市区町村のホームページで、国民健康保険制度の変更について記載されています。そちらをくまなく読んで、試験に備えておきましょう。
9月のFP協会による1級実技試験でも、出るかもしれませんね!



今週は、お二人から解答をいただきました。
が、もっと回答者が増えてほしいです♪
お送りいただいた回答への細かいアドバイスもできますし、配信内容も拡充させられます。
自分のためにも、そして他の受検者にも役立つ取り組みですから、皆様からの回答をお待ちしています!


次回も、新制度・制度改正について出題します。
次回の問題は、明日に配信しますので、お楽しみに!
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●5/13(日) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
1級/CFPの方にとっては、確実に得点すべき基礎固めチェックができます!

●7〜8月(予定) FP1級新制度&制度改正事項 徹底対策勉強会
●7〜8月(予定) FP技能士1級学科 総合力強化勉強会

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●6/23(土) FP相談:価値観が違う夫婦の不安を解決するライフプランニング編
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2018年05月09日

FP1級通信添削.13:国民健康保険制度の広域化に関する問題

みなさま、こんにちは。
FP技能士1級合格勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

毎週恒例の、FP1級学科試験の通信添削です。

私から問題をお出ししますので、皆様からの積極的に解答をお待ちしています!
翌週に、皆様から頂いた解答をご紹介し、ご質問にもお答えしながら、正解と
解説をお届けします。
ラジオの読者投稿コーナーのような感じで、楽しみながら勉強しましょう!

CFP試験にも対応していますので、CFPを目指す方もご活用くださいね。

 
今週からは、当勉強会で開催予定の「FP1級新制度&制度改正事項 徹底対策勉強会」で使用する問題から出題します。
もし問題の答えが分からなかったら、ぜひ自分で調べて解答してみて下さいね。

それでは、本日のお題となる問題は、こちらです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  FP1級新制度&制度改正事項 徹底対策勉強会より、さらに改題
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2018年4月より、国民健康保険制度の財政運営の責任主体が、市町村から都道府県に変更され、「広域化」とも呼ばれる制度変更が実施された。
改正後の下記の記述が正しい場合は、〇を記入のうえ、FPの立場から一言程度の補足説明を加えてなさい。
記述が誤っている場合は、誤りの箇所を正しい記述に訂正しなさい。


「都道府県が保険者となることにより、国民健康保険の被保険者が支払う保険料は、各都道府県によって定められる標準保険料率が適用されて計算される。」




【皆様からの質問、FP体験談、雑談など一言メッセージ(任意回答・何でもOK!)】



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(問題ここまで)━━━

今回の問題は、初めて聞く事だったかもしれません。
分からない問題があれば、ぜひ簡単にでも調べて、解答してみて下さいね。
来週に私からお送りする解答には、補足解説も付け加えて皆様の受験の後押しをしますので、積極的な回答をお待ちしています!


【解答方法】
■メールマガジンをお読みの方:
このメールに返信のうえ、上記の問題文中に解答を記入して送信して下さい。
メールの返信ボタンを押すと、メールの宛先が publisher.mag2.com のドメインになっている場合があります。
それでも、私のところにメールが届きますのでご安心ください。

■ブログ、facebook、ツイッターなどでこの問題をご覧の方:
お手数ですが、当勉強会の公式サイトのお問い合わせページから、メールで解答をお送りください。
メール本文に、上記問題文と解答をご記入の上、ご送信ください。
お問い合わせページ:https://money-study.net/contact.htm


皆様からの解答は、次の日曜日の23:59まで受付します。
解答とお返事の配信は、次の火曜日を予定しています。
メールでいただいた皆様からの解答には、直接のお返事は差し上げませんが、
次回のメールマガジンにて解答、お返事を差し上げてます。



それでは、皆様からの積極的な解答を、お待ちしています!
 

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■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●5/13(日) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
1級/CFPの方にとっては、確実に得点すべき基礎固めチェックができます!

●7〜8月(予定) FP1級新制度&制度改正事項 徹底対策勉強会
●7〜8月(予定) FP技能士1級学科 総合力強化勉強会

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試験勉強で得た知識を発揮し、FPの実務力を高める内容を扱っています。
FPの方、FPを目指す方が集まる懇親会もあります。
●6/23(土) FP相談:価値観が違う夫婦の不安を解決するライフプランニング編
●6/23(土) FPなら知っておくべきお金の新制度&制度改正 勉強会

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2018年04月03日

FP1級通信添削.7の解答解説:公的遺族年金の受給に関する問題

みなさま、こんにちは。
FP技能士1級合格勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

前回の、FP1級通信添削の解答・解説をお届けします。

今回は解答いただいたのはお一人だけでしたので、その方の解答をもとに解説を進めていきますね。
(来週以降は、もっとたくさんのご解答をお待ちしています♪)

お題となる問題は、こちらでした。

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    2018年1月 FP技能士1級学科 基礎編 問3(一部改題)
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公的年金制度の遺族給付に関する次のそれぞれ記述に対して、適切/不適切のいずれかを答えなさい。なお、適切である場合にはその理由も記載し、不適切な場合には正しい内容を補足説明すること。


1) 厚生年金保険の被保険者であり、その被保険者期間が192月である夫(38歳)が死亡し、その夫に生計を維持されていた遺族が妻(42歳)のみである場合、その妻が受給する遺族厚生年金には中高齢寡婦加算額が加算される。

適切
夫死亡時に40歳以上で子のいない妻や、子があってもその子が遺族基礎年金における加算対象外となったときに40歳以上の妻には、遺族厚生年金に中高齢寡婦加算が加算されます。

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はい、説明いただいた通り適切な選択肢です。
このケースでは、遺族が妻のみ(つまり子はいない)であり、妻の年齢が40歳以上であるため、中高齢寡婦加算の対象となります。

もし、この前提に加えて子供がいるならば、その子が18歳を過ぎた次の3月末までは遺族基礎年金が支払われるので、遺族基礎年金の受給終了後から、中高齢寡婦加算も受け取れる、ということになりますね。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2) 厚生年金保険の被保険者であり、その被保険者期間が384月である妻(50歳)が死亡し、その妻に生計を維持されていた遺族が夫(50歳)と子(15歳)の2人である場合、夫は遺族基礎年金と遺族厚生年金を受給することができる。

不適切
遺族基礎年金の支給対象は被保険者(夫・妻)が死亡した当時、生計維持関係にある子供と同一生計の配偶者と18歳未満(18歳到達年度末まで可)または20歳未満で障害有り、かつ、結婚していない子が受給できる。そして配偶者が優遇されます。
 遺族厚生年金の支給対象は 死亡した被保険者によって生計を維持されていた「配偶者および子、父母、孫、祖父母(←支給順位順)」で、最高順位の者以外には受給権がありません。また、妻以外の遺族の場合、子・孫は18歳未満(18歳到達年度末まで可)または20歳未満で障害有り、夫・父母・祖父母は55歳以上(支給は60歳から)が受給できます。
 よって、 遺族基礎年金は「子のある配偶者」である夫に支給され、子の18歳到達年度末までは子の加算1人分となります。
 しかし、遺族厚生年金は夫は50歳のため遺族厚生年金の支給対象とならず、子の18歳到達年度末まで子供に支給されます。

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解答ありがとうございます。ご説明の通り、不適切となりますね。
本選択肢で必要となる以上の解説を書いていただきましたが、解答の本質だけを取り上げますと、

・遺族厚生年金の受給者は、「配偶者および子」となる
・配偶者である夫は、55歳以上でなければ遺族厚生年金を受給できないが、現在夫は50歳なので受給権はない。
・子は、まだ18歳になっていないため、子に受給権が生じ、受給することができる

という判定により、夫ではなく子が受給者となるわけですね。



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3) 老齢基礎年金と老齢厚生年金を受給していた夫(70歳)が死亡し、障害基礎年金を受給している妻(67歳)が遺族厚生年金の受給権を取得した場合、その妻は、障害基礎年金と遺族厚生年金のいずれか一方を選択して受給することになる。

不適切
障害基礎年金と遺族厚生年金は、受給権者が65歳以上の場合に併給可能

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この選択肢は不適切ですね。
説明いただいたとおり、65歳以上の場合には、障害基礎年金と遺族厚生年金は、いずれか一方ではなく両方を併給することが可能です。

・65歳以上の場合、障害基礎年金は、どの厚生年金とも併給できる
・65歳以上の場合、遺族厚生年金は、どの基礎年金とも併給できる

と覚えておけばバッチリですよ!



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4) 平成29年8月1日以降、老齢厚生年金の受給権者の死亡を事由とする遺族厚生年金は、死亡者の国民年金の保険料納付済期間、保険料免除期間および合算対象期間を合計した期間が10年以上あり、かつ、一定の要件を満たす死亡者の遺族に支給される。

不適切
厚生年金保険の被保険者が死亡した場合(短期要件)以外にも、老齢厚生年金の受給資格期間が25年以上ある人が死亡した場合にも、遺族に支給(長期要件)され、1級・2級の障害厚生年金の受給者が死亡した場合も支給される。

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解答ありがとうございます。遺族厚生年金の受給要件は少しややこしいですよね。

まず、選択肢に「老齢厚生年金の受給権者の死亡を事由とする遺族厚生年金」という記述があります。これは、短期要件ではなく長期要件の場合を指しています。
長期要件に該当する場合は、ご説明いただいたとおり、受給資格期間が25年以上あることが受給要件となります。

なお、選択肢中に「平成29年8月1日以降」と記載されています。
平成29年8月1日以降、老齢年金の受給資格期間が25年から10年に短縮されましたね。
ですが、遺族厚生年金の長期要件における受給資格期間は、10年に短縮されたわけではなく、依然として25年のままなのです。
この違いを分かっているかどうかを問う意図があったものと思います。



他の皆様は、正しく正解を導けたでしょうか?
テキスト等の教材に頼ることなく、自らの記憶だけで答えられるくらいに、学習を積んでくださいね。

過去問を使って勉強するときでも、全ての選択肢を他人に解説できるくらいのレベルを目指してくださいね。
理解がより一層深くなり、試験対策だけでなく他人へのアドバイスにも深みが出ますよ!

次の問題は、明日に配信しますので、お楽しみに!
 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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2018年03月28日

FP1級通信添削.7:公的遺族年金の受給に関する問題

毎週恒例の、FP1級学科試験の通信添削です。

私から問題をお出ししますので、皆様からの積極的に解答をお待ちしています!
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    2018年1月 FP技能士1級学科 基礎編 問3(一部改題)
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公的年金制度の遺族給付に関する次のそれぞれ記述に対して、適切/不適切のいずれかを答えなさい。なお、適切である場合にはその理由も記載し、不適切な場合には正しい内容を補足説明すること。


1) 厚生年金保険の被保険者であり、その被保険者期間が192月である夫(38歳)が死亡し、その夫に生計を維持されていた遺族が妻(42歳)のみである場合、その妻が受給する遺族厚生年金には中高齢寡婦加算額が加算される。

2) 厚生年金保険の被保険者であり、その被保険者期間が384月である妻(50歳)が死亡し、その妻に生計を維持されていた遺族が夫(50歳)と子(15歳)の2人である場合、夫は遺族基礎年金と遺族厚生年金を受給することができる。

3) 老齢基礎年金と老齢厚生年金を受給していた夫(70歳)が死亡し、障害基礎年金を受給している妻(67歳)が遺族厚生年金の受給権を取得した場合、その妻は、障害基礎年金と遺族厚生年金のいずれか一方を選択して受給することになる。

4) 平成29年8月1日以降、老齢厚生年金の受給権者の死亡を事由とする遺族厚生年金は、死亡者の国民年金の保険料納付済期間、保険料免除期間および合算対象期間を合計した期間が10年以上あり、かつ、一定の要件を満たす死亡者の遺族に支給される。



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