2018年03月11日

3/17(土) FP1級学科合格ガイダンス会は1週間後!参加者に案内メールを送りました

次回のFP1級学科試験の合格に向けて、すでに勉強を始めている方もいらっしゃるでしょう。
一方で、これから1級を受験しようかどうかで、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

1級学科試験は、合格率がグッと低く、難易度が高い試験です。
学習量もかなり多くなりますから、1級取得に気持ちが傾いたその時から、勉強を開始していくのが良いと思います。

私も、1級合格を目指す皆さんのお役に立てるよう、がんばっていきますね!

 
さて、「難関FP1級学科を乗り越えるための合格ガイダンス会」の開催が、いよいよ1週間後の3/17(土)となりました!

この勉強会に参加申し込みをされた方に、当日の案内メールをお送りしました。
申込みされた方は、ご確認をお願いします。
もしメールが届いていない方がいらっしゃいましたら、お手数ですが下記お問い合わせのページより、お知らせ下さい。

【お問い合わせのページ】
https://money-study.net/contact.htm


このガイダンス会では、1級合格に役立つポイントをたくさんお伝えします。
私はFP、税理士、不動産業者など、いわゆるFP6分野で活躍する専門家がお客様、という立場で業務をしています。なので、1級試験で学ぶ難しい内容が、実務でどのように役立てられているのかも見てきています。
そのお話もしながら、FP1級のメリットや勉強法について深く切り込む内容です。

また、このガイダンス会独自の企画として、1級学科合格者によるパネルディスカッションもあります。
合格者の体験談、苦労話などを直接聞けますし、皆さんからFP1級に対する疑問や質問に、ズバリ答えてくれます。
このような企画は他にはなく、このガイダンス会だけにしかないものです。

懇親会もありますので、1級についてたっぷり語れる1日でもありますよ!

今後1級を目指す方にとって、有意義な勉強会にいたします。
皆様のご参加を、お待ちしています♪

定員までまだ余裕はあります。
ガイダンス会の参加申込と詳細なご案内は、下記をご覧ください。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●3/17(土) 難関FP1級学科を乗り越えるための合格ガイダンス会

<姉妹サイト:FPスキル実践活用勉強会のご案内>
試験勉強で得た知識を発揮し、FPの実務力を高める内容を扱っています。
FPの方、FPを目指す方が集まる懇親会もあります。
●3/23(金) FP相談やってみよう:投資の損失で老後不安を抱えた相談者編
●4/22(日) 家計シミュレーションソフトで損をしない住宅購入・住み替えプランを立ててみよう
●4/22(日) 金融商品販売でなく、顧客から報酬をいただく資産運用ビジネスにチャレンジしよう

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/1fp/session/
posted by FP勉強会スタッフ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | FP技能士1級合格勉強会

2018年03月10日

FP1級通信添削.4の解答:ふるさと納税に関する問題(続き)

先週の通信添削問題で、皆様から頂いた追加問題の解答と、一言メッセージをご紹介します。
追加問題の内容を再掲し、いただいた回答を順番にご紹介しますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【追加問題(余力がある方向けの任意回答)】
そもそも「ふるさと納税ワンストップ特例制度」とは何でしょうか?
一般の方にも分かるよう、あなたがFPになったつもりで簡単に説明して下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(問題ここまで)━━━


■お寄せいただいた解答
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本来、寄付金控除を受けるためには確定申告が必要ですが、サラリーマンなど確定申告をしない人でも寄付金控除を受けることができる仕組みです。
ふるさと納税をした自治体へ「申請書」を提出することで、居住地での住民税から差引かれる形で還付されます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

解答ありがとうございます。
「ふるさと納税ワンストップ特例制度」の特徴を、うまく説明できていると思います。
確定申告をしなくてよい人が、ふるさと納税をするためにわざわざ確定申告をするのも面倒ですよね。そういう方には、ありがたい制度だと思います。



■お寄せいただいた解答
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本来住んでいる自治体に税金を納めるが、ふるさと納税を行うことで寄附先に税金を納め、寄附者が住んでいる自治体からは税金を徴収しない制度のこと。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

解答ありがとうございました!
この説明は、「ふるさと納税ワンストップ特例制度」の説明というよりは、ふるさと納税それ自体の説明かと思います。
「ふるさと納税ワンストップ特例制度」は、ふるさと納税をするにあたって本来は確定申告が必要なところ、確定申告なしで税の控除を受けられるという特例制度ですので、そこの説明を追加してみて下さいね。



■お寄せいただいた解答
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ふるさと納税ワンストップ特例制度とは、 確定申告の不要な給与所得者等がふるさと納税を行う場合、確定申告を行わなくてもふるさと納税の寄附金控除を受けられる仕組みです。

申請にはふるさと納税先の自治体数が5団体以内で、ふるさと納税を行う際に各ふるさと納税先の自治体に特例の適用に関する申請書を提出する必要があります。1)3)の根拠

ふるさと納税ワンストップ特例の適用を受ける方は、所得税からの控除は発生せず、ふるさと納税を行った翌年の6月以降に支払う住民税の減額という形で控除が行われます。4)の根拠
通常の寄付金控除であれば、確定申告を行うことで、所得税分はその年の所得税から控除(還付)され、住民税分は翌年度の住民税から控除(住民税の減額)されます。4)の根拠

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

解答ありがとうございます!
選択肢との対応付けも含めてご記入いただきました。
このような書き方ができると、制度に関する幅広い理解が自分の中に蓄積されていくと思います。
1級試験は広く深く正確な理解が、より一層求められますから、こういう感じで日々の学習を積んでいただくと、得点を伸ばしやすくなるでしょう。

最後に、一言メッセージをご紹介します。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【一言メッセージ(質問、言いたい事、FP体験談、なんでもOK!任意回答)】
実際に過去に質問された内容だったので、比較的身近な内容も問題に出るんだなと思いました。2級のテキストにもよくみたら載っていましたので。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1級といえども、身近なところから出題される問題がありますし、2級試験レベルの選択肢が含まれていることもあります。
これはラッキーな得点問題ですから、ここで確実に点を取ることが大切ですね。

今回1月の試験は、2級レベルの問題の比率がちょっと多いかな・・・と個人的に感じました。
案の定、合格率もまあまあ高めの14%となっていましたね。

次回受験される方は、基礎固めをしっかりやっておきましょう!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●3/17(土) 難関FP1級学科を乗り越えるための合格ガイダンス会

<姉妹サイト:FPスキル実践活用勉強会のご案内>
試験勉強で得た知識を発揮し、FPの実務力を高める内容を扱っています。
FPの方、FPを目指す方が集まる懇親会もあります。
●3/23(金) FP相談やってみよう:投資の損失で老後不安を抱えた相談者編
●4/22(日) 家計シミュレーションソフトで損をしない住宅購入・住み替えプランを立ててみよう
●4/22(日) 金融商品販売でなく、顧客から報酬をいただく資産運用ビジネスにチャレンジしよう

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/1fp/session/
posted by FP勉強会スタッフ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タックスプランニング(税金)

2018年03月08日

本日はFP1級学科試験の合格発表日!受験された方は合否チェックを忘れずに!

本日は、前回1月に行われたFP技能士1級学科試験の合格発表日です。
合否の発表時刻は、朝10時ごろです。
きんざいのサイト上から、合否の確認を行えます。(受験票が必要です)
お早目に合否の確認をしておきましょう。

自己採点の結果、合格ライン付近であり、合格しているかも・・・不合格かも・・・と不安な気持ちの中今まで過ごされてきた方もいらっしゃるでしょう。
合否が明確になり、気持ちの整理がつく日でもありますから、お早めに合否を確認してくださいね。

 
難関資格である1級学科にみごと合格されたら、残すは1級実技試験のみです。
1級実技は、学科試験に比べれば難易度は低く、合格率はおよそ80〜90%です。
1級取得は目前といえますが、決して油断せず、確実な合格を狙いましょう。

 
一方で残念ながら不合格だった方は、次回の試験にもぜひ再挑戦してほしいと思います。
おそらく多くの方は、何が足りなかったのか、今後どのような学習をすればよいのか、という点で悩まれていることと思います。

1級学科合格のコツは、学びの範囲を「試験対策テキスト+問題集」に限定しないことです。
2級3級で定番だった学習法は、1級学科では通用しにくいのです。
詳しいことは、当FP技能士1級合格勉強会の公式サイトに記載しています。
過去にご覧いただいた方も今一度、一通り読んでみて下さい。
あなたが次に何をすべきか、新たな気づきが得られると思います。

【1級試験の傾向と対策】 ※複数ページにわたって記述があります
https://money-study.net/1fp/exam/index.htm

 
笑いあれば涙ありの合格発表日でありましょう。
合否のいずれの結果であっても、受験された皆さんにとって、次のステージへの第一歩となることを、お祈り申し上げます。

 
今後も、当勉強会は、FP1級合格を目指す方のお力になれるよう、運営を続けてまいります。
引き続き、よろしくお願いいたします。

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●3/17(土) 難関FP1級学科を乗り越えるための合格ガイダンス会

<姉妹サイト:FPスキル実践活用勉強会のご案内>
試験勉強で得た知識を発揮し、FPの実務力を高める内容を扱っています。
FPの方、FPを目指す方が集まる懇親会もあります。
●3/23(金) FP相談やってみよう:投資の損失で老後不安を抱えた相談者編
●4/22(日) 家計シミュレーションソフトで損をしない住宅購入・住み替えプランを立ててみよう
●4/22(日) 金融商品販売でなく、顧客から報酬をいただく資産運用ビジネスにチャレンジしよう

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/1fp/session/
posted by FP勉強会スタッフ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | FP1級試験関連

2018年03月07日

FP1級通信添削.5:筆界特定制度に関する問題

毎週恒例のFP1級学科試験の通信添削です。

この企画を通して、1級の学習ポイントをしっかりおさえていきましょう!
そして、難関1級で高得点を狙うための視点・取り組みを、身につけましょう!
CFP試験にも対応はしていますので、CFPを目指す方もご活用くださいね。

私から問題をお出ししますので、皆様からの積極的に解答をお待ちしています!
ラジオの読者投稿コーナーのような企画だと思っていただけると嬉しいです。
翌週に、皆様から頂いた解答をご紹介しながら、正解と解説をお届けします。

黙々とした受け身の勉強では、つまらないし気持ちを維持しにくいですよね。
全員で楽しみながら、1級・CFP対策と、金融知識の向上を目指しましょう!

それでは、本日のお題となる問題は、こちらです。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    2018年1月 FP技能士1級学科 基礎編 問34(一部改題)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

筆界特定制度に関する次の記述のうち、それぞれ適切/不適切のいずれかを答えるとともに、あなたがFPとなったつもりで一言程度、関連する補足説明を加えてみてください。


1) 筆界特定制度は、筆界特定登記官が土地の筆界の現地における位置を特定する制度であり、筆界特定により各土地の所有者が有する所有権の及ぶ範囲が確定する。


2) 隣接する土地との筆界は、筆界特定制度によらずに、各土地の所有者同士が合意のうえ、連名による公正証書等による書面により変更することもできる。


3) 隣接する土地との筆界について筆界特定の申請をする場合、あらかじめ隣接する土地の所有者の承諾を得た場合を除き、各土地の所有者が共同して申請をしなければならない。


4) 筆界特定書の写しは、隣地所有者などの利害関係を有する者でなくても、対象となった土地を管轄する登記所においてその交付を受けることができる。


【余力がある方向けの、ワンランクアップ追加問題(任意回答)】

筆界特定制度は、どのようなメリット・意義がある制度でしょうか?
一般の方にも分かるよう、あなたがFPになったつもりで簡単に説明して下さい。
※これを説明できるかが、本問を得点する上での大きなポイントとなります!



【一言メッセージ(質問、言いたい事、FP体験談、なんでもOK!任意回答)】



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(問題ここまで)━━━

説明するのがちょっと難しい問題ですけれど、分からない問題も頑張って
調べて答えを出してみましょうね!


【解答方法】
■メールマガジンをお読みの方:
このメールに返信のうえ、上記の問題文中に解答を記入して送信して下さい。
メールの返信ボタンを押すと、メールの宛先が publisher.mag2.com のドメインになっている場合があります。
それでも、私のところにメールが届きますのでご安心ください。

■ブログ、facebook、ツイッターなどでこの問題をご覧の方:
お手数ですが、当勉強会の公式サイトのお問い合わせページから、メールで解答をお送りください。
メール本文に、上記問題文と解答をご記入の上、ご送信ください。
お問い合わせページ:https://money-study.net/contact.htm

■その他
皆様からの解答は、次の日曜日の23:59まで受付します。
メールでいただいた皆様からの解答には、直接のお返事は差し上げませんが、
次回のメールマガジンにて解答、お返事を差し上げています。
解答とお返事の配信は、次の火曜日を予定しています。



それでは、皆様からの積極的な解答を、お待ちしています!
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●3/17(土) 難関FP1級学科を乗り越えるための合格ガイダンス会

<姉妹サイト:FPスキル実践活用勉強会のご案内>
試験勉強で得た知識を発揮し、FPの実務力を高める内容を扱っています。
FPの方、FPを目指す方が集まる懇親会もあります。
●3/23(金) FP相談やってみよう:投資の損失で老後不安を抱えた相談者編
●4/22(日) 家計シミュレーションソフトで損をしない住宅購入・住み替えプランを立ててみよう
●4/22(日) 金融商品販売でなく、顧客から報酬をいただく資産運用ビジネスにチャレンジしよう

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/1fp/session/
posted by FP勉強会スタッフ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産

2018年03月06日

FP1級通信添削.4の解答:ふるさと納税に関する問題

前回の、FP1級通信添削の解答・解説をお届けします。
今回のお題となる問題は、こちらでした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    2018年1月 FP技能士1級学科 基礎編 問29(一部改題)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ふるさと納税ワンストップ特例制度」(以下、「本制度」という)に関する次の記述のうち、それぞれ適切/不適切のいずれかを答えるとともに、あなたがFPとなったつもりで一言程度、関連する補足説明を加えてください。


1) 年間5万円までの寄附が本制度の対象となるため、同一年中に自治体に対して合計5万円を超える寄附を行った者は、本制度の適用を受けることができない。


2) 給与所得者のうち、年末調整で住宅借入金等特別控除の適用を受けている者は、本制度の適用を受けることができない。


3) 本制度の適用を受けるためには、自治体に対して行う寄附ごとに、「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を提出する必要がある。


4) 本制度の適用を受けた場合、確定申告をすることなく、所得税における寄附金控除の適用を受けることができ、寄附を行った年分の所得税の還付を受けることができる。



【追加問題(余力がある方向けの任意回答)】

そもそも「ふるさと納税ワンストップ特例制度」とは何でしょうか?
一般の方にも分かるよう、あなたがFPになったつもりで簡単に説明して下さい。
※これを説明できるかが、本問を得点する上での大きなポイントとなります!



【一言メッセージ(質問、言いたい事、FP体験談、なんでもOK!任意回答)】



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(問題ここまで)━━━


それでは、皆様から頂いた解答を、ご紹介していきますね。


■お寄せいただいた解答
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1) 不適切
寄附額の上限は寄附者の年収によって異なるから。

2) 不適切

3) 適切

4) 不適切
寄附を行った自治体か6カ所以上の場合は確定申告が必要だから。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ご解答ありがとうございました!
3番目の選択肢が適切、それ以外の選択肢が不適切、が正解です。

1についての補足ですが、寄付額の上限は年収によって異なるのではなく、上限自体は設けられていません。
ですが、所得税と住民税から還付・控除を受けられる金額(自己負担0円で返礼品をもらえる金額)には上限があります。
おそらくそれをイメージできていらっしゃったと思いますが、自分で文章を書くとなると、こういう細かいところにも注意が必要になりますね。
1級の実技試験では、「誤った説明」として採点されかねないので、注意してくださいね。

4についての解説も、少し補足しますね。
寄附を行った自治体が6カ所以上の場合は確定申告が必要、という点はご記入の通りです。
ただこの説明では、選択肢の誤りを正しく指摘できたということにはならないです。
選択肢の何が間違っているかというと、「寄附を行った年分の所得税の還付を受けることができる」が誤りなのです。
正しくは、「所得税からの控除は行われず、その分も含めた控除額の全額が、ふるさと納税を行った翌年度の住民税の減額という形で控除される」なのです。

これについては総務省のふるさと納税の手続きのページで、説明されています。
こちらも、参考にしてくださいね。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/procedure.html




■お寄せいただいた解答
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

|1) 年間5万円までの寄附が本制度の対象となるため、同一年中に自治体に
|対して合計5万円を超える寄附を行った者は、本制度の適用を受けることが
|できない。

不適切/寄付金控除額の上限は、所得によって異なる


|2) 給与所得者のうち、年末調整で住宅借入金等特別控除の適用を受けている
|者は、本制度の適用を受けることができない。
不適切/住宅借入金等特別控除とは関係無く適用を受けることができる


|3) 本制度の適用を受けるためには、自治体に対して行う寄附ごとに、
|「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を提出する必要がある。
適切/記述通り


|4) 本制度の適用を受けた場合、確定申告をすることなく、所得税における
|寄附金控除の適用を受けることができ、寄附を行った年分の所得税の
|還付を受けることができる。
不適切/寄附を行った翌年分の住民税の還付を受けることができる

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

解答ありがとうございました。選択肢3のみが適切ですね。
ご記入いただいた解説について、補足します。

選択肢1については、すでにご説明の通りです。

選択肢2ですが、住宅借入金等特別控除の有無にかかわらず、適用を受けることができます。
が、世間では住宅借入金等特別控除とふるさと納税ワンストップ特例制度の併用時には注意が必要、と言われています。それについては、次の回答者のコメントに記載されていますので、そちらでご紹介しますね。

選択肢4ですが、ニュアンスは間違っていませんが、ちょっとだけ補足をします。
寄附を行った翌年分の住民税の「還付を受けることができる」ではなく「住民税を減額して納付する」が正しいです。
住民税には、原則として還付の仕組みは存在しないのです。

所得税には源泉徴収という税の前払いの仕組みがあり、そのために税の還付(納めすぎた税額を、現金で返してもらう)が生じることがあります。
しかし住民税は、所得額が確定してから、翌年度に支払うという後払いの税金のため、還付の仕組みはないのです。
ですから「住民税を減額して納付する」が正しい表現になるのです。

マニアックな話になってきたな〜(笑)と自分でも感じますが、一つ参考になればと思います。
もっとも、更正の請求(修正申告じゃないですよ〜)をした場合は、住民税といえども税の納めすぎを返してもらえる(還付)ことになりますが、原則は住民税に還付の仕組みはない、と覚えておきましょう。

では最後に、次のお二人の解答を見ていきましょう。



■お寄せいただいた解答
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1)不適切
2)不適切
3)適切
4)不適切

1)は5万円と5自治体までをひっかけたのでしょうか
2)は 年末調整で住宅ローン控除を受けている給与所得者でも、ふるさと納税ワンストップ特例制度の適用を受けることは可能
ですが、住宅ローン控除を受けていて住民税からの控除上限額に達している場合には、自己負担が増えてしまうケースがありうる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


■お寄せいただいた解答
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以下に回答します。

1.ワンストップ納税は、特例制度であり、適用対象は、寄付する自治体が5つまでとなっています。よって、不正解です。

2.住宅ローン控除適用者でも、適用可能です。よって不正解です。

3.適用されるには、寄付する自治体ごとに申告特例申請書の提出が必要です。よって正解です。

4.この制度の適用を受けた場合は、所得税の還付はなく、寄付翌年の住民税の減額により、控除をされます。

ただ、住宅ローン控除などで住民税が減額されている場合は、この制度による住民税減額が少なくなり、その結果寄付金の還付が減ってしまうことになります。
その場合は、確定申告をあえておこない、所得税でも還付を受ける余地がないかを確認するのが良いと考えます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


お二人とも、解答いただきありがとうございました!

選択肢1について、5万円と5自治体をひっかけた問題だと私も思います。
5つ以上の自治体にふるさと納税を行った場合には、ふるさと納税ワンストップ特例制度の適用を受けることはできなくなります。
ちなみに、1つの自治体に6回ふるさと納税を行っても、自治体の数は1つとカウントされる点も、覚えておいて下さいね。

選択肢2について、補足をいただき、ありがとうございます。
こういう情報は、一般の方にとって損得に関わる内容ですから、ぜひ知っておいてほしい内容ですね。
すでに解説しました通り、ふるさと納税ワンストップ特例制度は、すべて住民税から控除を行う仕組みです。そのため、住宅借入金等特別控除と併用している方は、住民税から多額の税額が控除されるため、税額を引ききれなくなることが起こりえます。
そうなると、同じ寄付額であっても、ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用することで控除額が結果的に小さくなるということも起こりえるのです。(言い換えると、ふるさと納税ワンストップ特例制度制度を使わなければ、もうちょっと控除額が大きくできた、という事例です)

試験対策というよりは、実務上のメリット・デメリットのお話ですね。
補足いただきありがとうございました。




本日の解説は以上です。
ふるさと納税ワンストップ特例制度そのものの説明についての皆様からの解答と、いただいた一言コメントは、今週どこかで別途ご紹介のうえ、私からもコメントをお返ししたいと思っています。

次の問題は、明日にお送りします。
今後も、この過去問通信添削の企画に、気軽に参加してくださいね!

3月に開催するガイダンス会も、まだまだ参加者募集中です!
合格者の方から、合格までの体験談をお話しいただくパネルディスカッションもありますので、ご都合付く方はぜひお越しくださいね!
詳細は、下記をご覧ください。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●3/17(土) 難関FP1級学科を乗り越えるための合格ガイダンス会

<姉妹サイト:FPスキル実践活用勉強会のご案内>
試験勉強で得た知識を発揮し、FPの実務力を高める内容を扱っています。
FPの方、FPを目指す方が集まる懇親会もあります。
●3/23(金) FP相談やってみよう:投資の損失で老後不安を抱えた相談者編
●4/22(日) 家計シミュレーションソフトで損をしない住宅購入・住み替えプランを立ててみよう
●4/22(日) 金融商品販売でなく、顧客から報酬をいただく資産運用ビジネスにチャレンジしよう

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/1fp/session/
posted by FP勉強会スタッフ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タックスプランニング(税金)